Discarrow  店主の小言

熱帯魚の王様ディスカスを中心とし、様々なアクアリウムや日常を!

ディスカスの基本飼育②

 昨日に引き続き熱が冷めぬうちに続きに触れていきたいと思います。

昨日の水槽サイズはあくまで私が何となくディスカスらしく
何となくまずまずのサイズまで育て上げるには必要かなと思える話でそれ以上を求めるなら
やはりそれ以上の設備と努力が必要であるのは間違いないです。
是非とも立派なディスカスを育てるということに目を向けた飼育を楽しんでもらいたいです。


 ろ過

単にろ過と言ってもろ過バクテリアやろ過器の話が多くのユーザーの興味のあるところ
でしょう。実際それしかないのですが。。
まず簡単にろ過の意味は文字通りでろ過をする綺麗にするということです。
最近は空気でさえろ過という言葉が用いられるようになり
綺麗にする事が大事で綺麗にしなければいけないという風潮がある。
ただ一般的なものとしては単純に見た目が綺麗ということで片付けるのですが
まさにその通りです。
まずディスカス飼育に用いられるろ過器というのは
上部ろ過
外部ろ過
スポンジろ過
外掛け式ろ過
OF用トリクルろ過
水槽に対するろ過はこれくらいだろうか
あと外掛け式ろ過器はろ過器としてはかなり役不足なのでほぼ使われている人はいないだろう。
気休めにもならないと考えていいです。
ではどのろ過器がいいのか?
答え どれでもいいです、お好きなものをお使いください。
ではどのろ過器が能力が高いのか?
答え 外部ろ過器>上部ろ過器>スポンジろ過器
このような順になるだろう。
しかしろ過器のサイズによっては順番も変わってしまうのであくまで市販品の適応水量に
見合うものを使った場合としています。
では例えば90cm水槽で外部ろ過を付けるならまずどのメーカーがいいか?
どれでもいいです、昔ならエーハイムといってあげれたのですが近年のエーハイムは
昔売られていたものより格段とろ過能力は落ちていますのでどのメーカーでもいいですという
くらいしかいえないです。
簡単に言うと中国で作られたものは不具合も多いうえにポンプの力が落ちています。
立場上言いづらいことですが現実なので一つの意見としてメーカーさんには受け止めて
もらいたいとおもいます。
ではサイズはというと私はクラシックタイプしか使っていないので2211とか13とか15
とか17といった表記をされているものでいうと、がっちりろ過を効かせたいのであれば
2217が効きがいいです。しかし水換えを週に1回以上行うのであれば2213か2215
でも十分です。
生体のディスカスは約10匹前後で日に餌を2~3回与えるとした場合です。
2217クラスですとろ過能力が高すぎるため酸化作用が早いサイクルで行われるため
いわゆるPHの下降が早すぎてしまうためです。すぐにPH5とかそれ以下になります。
ここでテクニックまでではないのですが大昔30年くらい前に行っていた
PH下降を緩やかにする方法として簡単なのが水槽やろ過器内部にサンゴを入れます。
サンゴはアルカリ性なので酸化により解け始めてアルカリ成分を出すため
急激な酸化をふせぐことができます。
しかしサンゴを使うと総硬度GHというやつが上がってしまいます、多少ならよいのですが
水によっては結構上がってしまうこともあるのであまりオススメはしません。
そこで当時ない頭をふりしぼり使ったのがカキガラです、カキガラはサンゴほど
硬度を上げないということと如何せん安い!
しかしここでカキガラだけでは芸がないのでゼオライトを併用することで
ディスカスには特に害もなく楽な飼育が出来るということを鑑賞水槽では行っていました。
ゼオライトは吸着するだけではなく軟化作用もありますので使用する量を調整してあげれば
悪いものではありません。
かなり昔ですがそういう飼育などもアマチュア時代は行ったこともあります。
今は全く必要ないと判断してますので25年くらいは使ったことないです。
上部ろ過
上部ろ過は90cmサイズの水槽までなら市販メーカーに付いているもので十分な能力を
発揮してくれると思います。
ある意味個人的には上部ろ過飼育がいいように思っています。
上部ろ過器も良いものを選ぶとなるとレイシーがいいです、キッパリと!
ただしレイシーの上部ろ過はディスカス飼育にはちょっとろ過能力が高く外部フィルターなみ
になってしまいます。横に置ける外部フィルターと違ってサイズがありますので
1サイズずらすのはちょいと見た目が悪いので考え物です、しかしレイシーのポンプは
アクアリウムで使用するには最高で是非とも使っていただきたいオススメ品です。
また一つ余談なのですがこれも25年以上昔の話なのですが
レイシーには60cm90cm120cmというのが一般的なラインナップがあったのですが
当時45cmのサイコロ水槽というのが流行り始めて
これはディスカス飼育者がペア水槽として使用する頻度が高くなり多くのサイコロ水槽が
出回りました。
そのため各メーカーからも45cm用の上部ろ過器が発売され始め、そこにレイシーも目を
つけました。そこでレイシーが数タイプの45cmの上部ろ過器を試作して
それのモニターを当時まだアマチュアであった私がモニタリングしました。
数ヶ月使用して結果を伝えて「はい、やめましょう」
個人的にはこの小さなサイズのものはあまりよいものとは言えずやはり100Lクラスの
水槽にはろ過が大きすぎるという判断をしました。
あの時「いいですね~これ売れますよ~」などといっていたらRF45というのが
できていたのかもしれないですね。
その後RFGというのが出てきましたが私はRF派です。

スポンジフィルター
昔はテトラの独壇場だったこのスポンジフィルターも今や中国産の安いものが多く出回る
ようになりお求めやすくなりました。
過去にもスポンジフィルターを出してきたメーカーは多々あったのですがスポンジフィルター
で一番大事なことはスポンジの質感と目の大きさなのですが
それを上手く作ることが出来ずこの分野ではテトラの独断場でしたね。
しかし現在流通している中国産のスポンジフィルターはテトラを唸らせるくらいの品質と
なっていますので是非とも信友?シンユウのやつを使ってみてください。
そして現在店内のディスカス水槽は全て100%スポンジフィルターによって管理されています。
よかれと思ってこれが最高だからとう訳でスポンジフィルターにしているわけではありません。
理由としては安い、簡単、これだけです。
もし私が販売と繁殖をメインに行っていないで個人的な鑑賞もするのであれば
間違いなくスポンジフィルターのみの飼育など行いません。
ディスカスが綺麗になりません、ある程度のところまではいけるのですが
その先を見ようとおもったらやはり最高の飼育水で飼ってあげたいですね。

ろ過器というのは自分の飼育スタイルに合うものとやはりアクアリウムであるため
水槽の景観を損なわないものがいいです。
コケだらけの水槽の私が言うのもなんなんですが、お客さんのピカピカ水槽を見ると
嬉しくなったりします。

次はろ材とバクテリアについて気が向いたら書きますね。


IMI

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